子供の誕生を機会に、今まで乗っていたBALLADE CR-X 1.5iを大学に在学中の弟に貸すことにし(譲ったわけではない(^^;)、ファミリーカーを買うことになりました。
いろいろと検討しましたが、最終的に買ったのがISUZU GEMINIです。ISUZUと言えば、すでに乗用車の生産から撤退していますが、生産していた乗用車は個性的で魅力的なものがとても多かったことも確かです。マガジンXには、いすゞがオープンツーシーターを開発中とかってスクープされてたようですが、いすゞの乗用車生産が再開されることを期待しています。
さてさて、そのGEMINIが我が家にやってきた時の物語を紹介します。

ふぁみり〜GEMINIほのぼの号がやってきた!物語

ファミリーカーを探していたとある日、中古車検索Goo!のページに掲載されていたこの車。福岡県内にあるとのことで、週末にさっそくその店を訪ねた。その店、板金工場か中古車屋かわからないようなところ。店の人に声をかけ、目的の車を見せてもらった。
走行距離は52000kmとそれほど走ってはない。車体回りには細かな傷がけっこう多い。フロントバンパーの左下に大きな割れがあった。また、運転席ドア内張りが一部はげていたりもしていた。が、すべて修復してから引き渡すとのこと。フォグランプが片方割れていたが、これはその代金を払えば取り付けてもらえるとのことだった。
車検が切れているため、公道に出ることはできず、敷地内だけの試乗。予想していた通り、足回りは瀕死の状態。しかし、エンジンのフケはとてもよく、調子は良いようだ。
ファミリーカー購入予算には100万円程度を考えていたが、以前からデザインのよさに魅力を感じていたこの型のGEMINIの購入を決定。というか、RECAROの中古2脚を15万円で買ったら、フルエアロ付きの車がついてきたと、思っていた方が正しいかもしれない。そう、車両価格はわずか15万円だったのだ。
とりあえず余った予算で足回りを交換することにした。以前、GEMINIの新車購入を考えていたこともあり、いすゞスポーツがラリー用の足回りキットを作っていることは知っていたので、車検を通す前に取り付けも頼んだ。
しかし、これが曲者だった。まず足回りは、受注生産と店の人から電話で伝えられ、1ヶ月の待ちとなった。契約から1ヶ月半かかってようやく納車、と思ったら、車検通すために店の人が走っていたら、異音がするとのことで、あえなく店へ持ち帰りとなった。ラリーキットのリア左側のダンパーが不良品だったらしい。そして2週間待ち。なかなか手に入らないものである。
2週間待ってようやく納車。乗っていると、右の後方から音がする。ピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨピヨ・・・・・・・・。左リアはよくなったが、右リアダンパーから音が出ているらしい。
早速中古車屋に電話するが、持ってきてくれたら交換するとか。ぉぃ。店まで車で1時間もかかるから、取りに来てくれない。
ひよことは共生することにした。
(続く)