お勧め科学読み物

お勧めの科学読み物を紹介します。ちょっとファインマン博士に関係した本に偏っていますが、あまり気にしないでください。どれも数式などは出てこないので、数学が苦手な人も心配はいりません。このような本を読むことによって、科学に興味を持ち、自然に苦手意識を克服できればいいな、と思います。

cover 光と物質のふしぎな理論―私の量子電磁力学
R.P. ファインマン(著),

科学はほんとうにすごくおもしろいんだということを改めて教えてくれる本です。
この本については、はてなダイアリーの一冊百選という企画があって、その順番が回ってきたときに、この本を紹介しました。かなり詳しく紹介していますので、そのときの日記(こちら)をご覧ください。
読み物としては若干重たい内容かもしれません。

cover ご冗談でしょう、ファインマンさん (上)
R.P. ファインマン(著)

ファインマン博士の少年時代からのいろんなエピソードが満載です。とにかくおもしろい。物理学とはまったく無縁の人にも貸したこともありますが、大変喜ばれました。 まずは最初のエピソードだけでも立ち読みしてでも読んでみることです。きっとそのままレジに直行すること間違いナシです。下手なマンガよりよほどおもしろいし、知的な刺激をうけます。

cover ご冗談でしょう、ファインマンさん (下)
R.P. ファインマン(著)

もちろん、上で紹介した本の続きです。上巻を読めば間違いなく下巻を読みたくなります。

cover 困ります、ファインマンさん
R.P. ファインマン(著)

「ご冗談でしょう」シリーズの続きですが、笑えるエピソードとはちょっと離れています。でも、違う意味で十分おもしろいです。特に、スペースシャトル・チャレンジャー号事故調査委員会での活躍ぶりや、行政側との対決の様子は、一般にはなかなか出てきにくいだろう情報も多いのではないかと思います。

cover アインシュタインの部屋―天才たちの奇妙な楽園〈上〉
エド レジス(著)

世界の名だたる科学者たちが研究に明け暮れたプリンストン高等学術研究所でのいろいろなエピソードが紹介されています。ひとりの科学者につきひとつのエピソードといった形で編集されています。一般人には入れない世界を垣間見ることができます。

cover アインシュタインの部屋―天才たちの奇妙な楽園〈下〉
エド レジス(著)

上巻だけでは紹介しきれず、つい下巻まで書いてしまったという雰囲気です。個性に満ちた科学者それぞれの雰囲気がよく伝わってきます。上巻だけでなく、ぜひ下巻もどうぞ。

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ファインマン物理学シリーズ
R.P. ファインマン(著)
ファインマン博士の授業や講演をもとにした物理学の教科書です。でも読み物として読んでもおもしろい部分がたくさんあります。学生や聴衆に分かりやすくするため、さまざまな例え話を交えて説明していますが、そこにファインマン博士のユーモアがたっぷり注ぎこまれています。




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